幼い頃からの建築への興味と実践の積み重ねをアピールし、早稲田大学創造理工学部早稲田建築創成入試に見事合格!
「社会問題に対して、自分の意見をしっかりと主張するという経験は試験の集団面接にも活きた部分があると思います。」
A.T.さん
S高校
早稲田大学創造理工学部早稲田建築 創成入試 合格
合格おめでとうございます!今の気持ちを教えてください。
とにかく嬉しかったです。合格発表は両親と一緒に見ました。合格の文字を見た時は、一緒に泣いてしまうくらい喜びました。
早稲田大学創造理工学部建築学科を志望したきっかけを教えてください。
幼い頃から建築を学びたいという気持ちは強くありました。建築家の仕事を間近で見たことが最初に興味を持ったきっかけでした。実際に打ち合わせに参加するなどの経験もあり、建築学科という方向性は固まっていきました。これらの経験に加え、身近な先輩が早稲田大学建築学部に入学したことを知り、その姿に憧れを抱いたことで明確に早稲田大学建築学部を志望するようになりました。
高校時代は主にどのようなことに取り組んできましたか?
建築への関心が強かったので、実践を重ねることを大切にしました。高校2年生の時には建築コンペに挑戦し、金賞を受賞しました。建築に向き合って、自分の建築の形を作るという経験は建築好きの自分にとってかけがえのないものでした。
古民家改修ボランティアにも参加してこともあるので、建築に多く触れることができた高校時代でした。
出願書類はいつ頃からどのように準備しましたか?
洋々に入塾したのは高校一年生の二月からです。建築を学ぶことができる大学に進学したいということは最初から決まっていたので、建築に関することはもちろん、社会問題などに対しても知見を深めていきました。
志望校を決めてからは、自分の建築に対するこだわりを強く意識しながら志望理由書を書き進めていきました。何度も書き直しを重ね、自分の言葉でしっかりと伝えられる内容に仕上げました。
2次選考の面接に向けてどのような準備をしましたか?
ドローイングのサポートでは学ぶことが非常に多かったです。自分自身、画力にそこまで自信がある方ではなかったのですが、画力以外でも勝負できる部分があるということに気付かされました。絵のアイデアの出し方からその絵を表す文章まで細かいところの表現にこだわることの重要性を知ることができたことが良かったと思います。
創成入試の本番当日はいかがでしたか?
筆記試験では思うようにいかず悔しい思いをしましたが、だからこそ、面接では自分の熱意をすべて伝え切ることを目指しました。筆記試験では去年までの出題形式と大きく変わっていたため、最初の一時間くらいは手が止まってしまいました。それでも洋々で幅広い分野を扱った経験を思い出しながら、なんとか書き終えることができました。その後の面接では、筆記で躓いてしまった分を巻き返そうと自分の熱意を全て伝えるために気持ちを入れ直しました。これまでの建築に対する取り組みの証明となるペンキまみれのエプロンを身につけ、何度も練習を繰り返してきた冒頭3分間のプレゼンテーションを披露しました。服装の工夫やプレゼンの完成度の高さを評価していただき、明るい雰囲気の中で面接を進めることができました。自分の熱意が伝え切ることができ、手応えを感じる面接でした。
入学後の抱負を教えてください。
まだ誰もやったことがないことに挑戦したいです。
それが建築のことになるか、他の分野のことになるかは決まっていませんが、私にしかできないことをやりたいです。
全体を振り返って、その他に洋々の良かった点があれば教えてください。
プロフェショナルの方とお話ができることは非常に価値があったと感じています。専門的な立場から実践的な意見を聞くことができたのがとてもありがたかったです。
ワールドカフェとバトルロイヤルは毎回欠かさず参加していました。社会問題に対して、自分の意見をしっかりと主張するという経験は試験の集団面接にも活きた部分があると思います。
今後受験する方へのアドバイスをお願いします。
総合型は何より自分の情熱をいかにして伝えるかが大事だと思います。自分だけが持つ、独自性のある情熱をどうやったら伝えることができるのかを考え続ける必要があります。それは、書類でも面接でも一貫して変わらないことです。そのために洋々のサポートだけでなく、身近な色々な人の助けを借りて、自分の情熱が伝わっているかを追求してください。
ありがとうございました。A.T.さんの今後のご活躍を、洋々一同心よりお祈り申し上げます。